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スパイスカフェ&バル SSSが想像以上に酒呑みのオアシスだった件【東品治町】

はじめまして。ぺんぎん編集部のサケ美です。

今日から「サケ美の鳥取酒場放浪記」と題して、自分が愛してやまない「お酒」を存分に楽しめるお店をご紹介していきたいと思います。

早速1投稿目は、「スパイスカフェ&バル SSS」さん。

こちらのお店、実は以前から気にはなっていたのですが、

「結構クセ強めのメニューばっかりだったりして・・・」
「どちらかというとランチに特化しているのでは・・・?」

といった完全なる偏見により、これまで訪問したことはありませんでした。

ですが今回の初訪問にて、

「もしや“SSS”は、「酒・酒・酒」を意味している・・・?!」



と思えるくらい、呑んべえ必見のお店だったので、二日酔いと闘いながらレポートします。

鳥取駅から徒歩5秒(千鳥足で7秒)

鳥取駅南口を出て、右の歩道沿いに歩いて5秒ほど。

山根ビルの1Fにお店はあります。大きな看板に「SSS」と書いてあるのが目印。

呑んべえPOINT①  〜時間を気にせず呑む酒こそ至高〜

・・・はい。そうです。呑んべえのみなさんならお気づきですね。


「この立地・・・汽車もタクシーもソッコーで乗れる・・っ!」


飲んだら高確率でタクって帰る私にとって、これはかなりありがたいこと。

汽車に乗って帰る呑んべえのあなたも、「汽車の時間あるんで、自分お先に失礼します(焦」というシチュエーションを回避できます。

中は意外とカフェ風な、落ち着いた雰囲気

「お好きな席どうぞ〜」と店員さんに案内され、いざ着席。

カラフルな看板とはうって変わって、ブルーを基調とした内装は落ち着いたカフェっぽい雰囲気でした。

内装を撮りたかったのについつい陳列された酒を撮ってしまう私の性

酒呑みをダメにする神企画が開催されていた

実は、店前に置かれた看板に、こんな掲示がありました。

【ビール1杯目500円、2杯目以降100円】

店前看板だけでなく、着席してすぐ開いたメニューにも同じように書かれていました。


「え、ビール2杯目以降、100円…?しかも、何杯飲んでもとは?!」
「“コース頼んだ人限定”、とか、グラス小さくなるとか、きっとなにか条件があるはず」

今回一緒に訪問した呑み友と、恐る恐る店員さんに聞いてみると「はい!2杯目以降100円ですよ!」と、明るいシンプルなアンサーが返ってきました。

どうやら、無条件に2杯目以降のビールはずっと100円、らしいです。

値上げラッシュ真っ只中のこの時代に、こんな店があるなんて・・・!

呑んべえPOINT②〜神企画には乗っておけ〜



「生ビールお願いします」

私はもちろんビールは大好きなんですが、「自分ビール党なンすよね」と名乗るほどではなく、最初の1杯目はビール、そのあとはハイボールやワイン、日本酒・・・といった飲み方をするタイプです。なのでとりあえず生を注文。



「とりあえずこの100円ビールを体験する意味で1、2杯目はビール、3杯目からは他のお酒にしよっか

「さすがに100円ビールばかり飲むのは、お店に悪いし、大人だし

「ほら、ビールでお腹いっぱいになっちゃうと、つまみ楽しめなくなるしね


ビールが来るまでの時間、こんな会話をしていた私たちですが、先にお伝えします。

3杯目以降もしっかりビールを頼みました。なんならビールしか飲みませんでした。

お店への気遣いとか、ビールでお腹膨れるとか、そんなのもう、どうでもよくなりました。だって100円だから。100円で生ビールが飲めるんだから・・・・!

“お通し”から、「インド」がはじまる


注文してから数分も経たずに生ビール到着。そして生ビールとともに、さっと置かれたのがこちら。

こちらはパパドと呼ばれる、インドのおせんべいみたいなやつで、後々調べたところ、インド豆の粉を薄く伸ばして揚げたもの、だそうです。一緒に、赤いチリソースもついてきました。

このチリソースのスパイシーさがハンパない

呑んべえPOINT③〜お通しが 美味しいお店に ハズレなし〜

まず、こういった異国料理のお店でお通しが出てくるとは思ってなかったので、それだけでもう心を掴まれた私たち。

早速ソースをつけて食べてみると、パリパリの薄くて軽いパパドに、ピリリというスパイシーなソースがやみつきになるお味でした。

しかし、ケチャップ感覚でたっぷりソースをつけた私は、その後5分間に渡りヒリヒリと辛味が舌に残ったため、しっかりとビールで消毒しました。

辛いの大好き人間の私でも結構辛かったので、みなさんもつけすぎにはお気をつけを。

今宵のツマミ1品目:ガーリックシュリンプ

パパドにヒーヒー言いながらビールを飲んでいると、早速1品目の料理が運ばれてきました。

ガーリックシュリンプ 970円

掴んだだけで箸の先が真っ黄色になるくらいスパイスで色づいたエビに、ニンニクスライスがたっぷり。なんかもうビジュアルだけで呑める。

食べてみると辛さがあるわけではなく、プリプリのエビ香り高いスパイス香ばしいにんにくがマッチしてとても美味しかったです。

もちろんなんの躊躇いもなく、2杯目のビールを注文しました。

今宵のツマミ2品目:窯焼きジューシーチャーシュー

続いてはこちら。

窯焼きジューシーチャーシュー 660円

程よく脂がのった豚バラチャーシューに、マスタードベースのソースがたっぷりとかかっています。

呑んべえPOINT④〜「付け合わせ」とは、夢”である〜

上の写真を見ていただいたらわかると思いますが、こちらのチャーシュー、ちょっとした野菜と、ポテトサラダっぽいものがついてきました。

呑んべえにとって、「付け合わせ」こそ、“夢”そのものといえます。



だって、付け合わせでも酒が飲めるから。
いろんな味を、ちまちまつまみたいから・・・!



結構居酒屋さんでの1品1品って、せいぜい1枚レタスが敷かれてるくらいで、お皿に乗ってるのはその品だけってこと多くないですか?(当たり前)

もちろんその品を頼んでいるので、全然それで十分なんですが・・・
こんなワンプレート風に提供されたら、なんかもうほんと、धन्यवाद(ダンニャワード)。

※ダンニャワード:ヒンディー語で「ありがとう」の意。


ちなみに、筆者は舌が庶民なので、安直にポテトサラダと言っていますが、もしかしたらもしかするとポテトサラダではないかもしれません。ご了承ください。

肝心のチャーシューは、思っていたよりクセもなく、結構日本人向けの味で美味しかったです。

いわずもがなお酒との相性が良すぎて、2杯目のビールが底を尽きたため、

「つぎ、生?」「普通に生っしょ」

と、無事に3杯目のビールを注文している私たちでした。

今宵のツマミ3品目:炙りマグロとアボカドのカルパッチョ

炙りマグロとアボカドのカルパッチョ 750円

3品目はこちら。表面が炙られたマグロに、スライスしたアボカドとスプラウトがON。

こちらも先ほどのチャーシューに続き、結構日本人に馴染みのあるような味付けでとても美味しかったです。

今ここで書いていて気づいたんですが、ここのお店、「タンドリーチキン」「シシカバブ」「生春巻き」みたいな、いわゆるタンドール料理(インド料理)エスニック料理が中心ではあるものの、今回注文したような“日本人でも食べやすい1品”も結構充実していました。

ビールも気付けば4杯目。4杯目でも、変わらずクリーミー泡の中ジョッキで持ってきてくれました。最高か。

今宵のツマミ4品目:ミーゴレン

「シメをどうするかという議題」は、私たちの酔いをも覚まします。

プロの呑んべえである私たちは、シメないとその飲み会を終われない、いわば悲しき酒呑みモンスターなのです。

ああでもないこうでもないと”シメ議論”を繰り広げたのち、私たちが頼んだのは「ミーゴレン」。ミーゴレンはインドネシア発祥の麺料理で、いわゆる「焼きそば」っぽい感じのやつです。

ミーゴレン 660円

呑んべえPOINT⑤〜酒も飲めるシメ”こそ、真のシメ”である〜

こちらも大正解。ナンプラーっぽい風味がありながら、思っていたよりもマイルドな味わいで、もちもちの麺と一緒に野菜の食感も楽しめる最高の一品でした。

この「シメているのに、呑んでしまう」という背徳感。マジ最高。

ちなみにシメ系でいくと、おそらく一番種類が豊富なのはカレーだったと思いますが、ピザも結構種類がありました。あとはトムヤムクンとかガパオライスなどの”本場のシメ”系ももちろんあったので、「シメないと終われない」というシメニストの方にも、本当おすすめです。

総評

いかがでしたでしょうか。

スパイスカフェ&バル SSSさんは、異国情緒を感じながら楽しく酔える、呑んべえ必見のお店でした。冒頭にお伝えした「もしや“SSS”は、「酒・酒・酒」を意味している・・・?!」の意味が少しでも伝わっていたら幸いです。

ランチやテイクアウトもやっているそうなので、ぜひみなさんも一度足を運んでみてください。

店舗情報

店名スパイスカフェ&バル SSS 鳥取駅南口店
住所鳥取市東品治町115 山根ビル1F
営業時間11:00〜15:00、17:30〜22:00
定休日毎週水曜のディナータイムは休業
駐車場有(4台完備)
関連リンクhttps://ospa.jp/sss_tottoriten

※記事内に記載している情報は、取材時点でのものです。

最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。

また、写真の無断転載、使用を禁止します。

#グルメ

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